出張費用に関する勘定科目は、「旅費交通費」勘定（費用）で処理します。また、貸方は問題文の指示に従い、「未払金」勘定（負債）とします。継続的な役務提供期間の途中で決算日が到来したわけではないので、経過勘定（「未払旅費交通費」勘定）では処理しない点に注意してください。

事務用の大型デスクは、「備品」勘定（資産）の増加とします。なお、送料は付随費用であるため、備品の取得原価に含める点に注意しましょう。また、未払となっている金額は、商品売買以外の債務であるため、「未払金」勘定（負債）で処理します。

支払った手付金は、商品を受け取る権利として「前払金」勘定（資産）で処理します。まだ商品は受け取っていないため、「仕入」勘定（費用）としない点に注意しましょう。

源泉徴収した所得税の金額は、給料の支給時に「所得税預り金」勘定（負債）で処理しています。よって、納付時には「所得税預り金」勘定を取り消します。

「仕入」勘定（費用）の発生額は税抜価格とし、消費税分は「仮払消費税」勘定（資産）で処理します。

仕訳の金額
仕入：合計額418,500 - 消費税31,000 = 387,500

固定資産を売却した場合、「減価償却累計額」勘定（資産の控除項目）も減少させます。なお、「減価償却累計額」勘定の減少は、借方に記帳する点に注意しましょう。
また、固定資産売却損益は売却額と帳簿価額の差額により算定します。

仕訳の金額
固定資産売却損：売却額700,000 - 帳簿価額775,000 = △75,000（損）
※帳簿価額：取得原価1,000,000 - 減価償却累計額225,000 = 775,000

貸倒れた売掛金は前記販売分の売掛金であるため、「貸倒引当金」勘定（資産の控除項目）を補填したうえで、不足分について「貸倒損失」勘定（費用）とします。

仕訳の金額
貸倒損失：貸倒高450,000 - 貸倒引当金300,000 = 150,000

敷金は「差入保証金」勘定（資産）で処理し、仲介手数料は「支払手数料」勘定（費用）で処理します。
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仕訳の金額
差入保証金：家賃200,000 × 2ヶ月 = 400,000
支払手数料：家賃200,000 × 1ヶ月 = 200,000

約束手形を振り出して資金を借り入れた場合、「手形借入金」勘定（負債）で処理します。
「支払手形」勘定（負債）としない点に注意しましょう。

仕訳の金額
当座預金：借入額1,300,000 - 支払利息15,000 = 1,285,000

株主から払い込みを受けた場合、元手の増加として、「資本金」勘定（資本）の増加とします。
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仕訳の金額
資本金：100株 × @30,000 = 3,000,000

受け取った金額のうち、元金部分は「貸付金」勘定（資産）の減少として処理し、利息部分は「受取利息」勘定（収益）で処理します。

仕訳の金額
受取利息：貸付金3,000,000 × 7.3% = 219,000

土地の購入手数料は付随費用であるため、土地の取得原価に含める点に注意しましょう。

発生記録の請求により売掛金が電子記録債権に変わるため、「売掛金」勘定（資産）を減少させ、「電子記録債権」勘定（資産）を増加させます。

配当金は「未払配当金」勘定（負債）の増加とし、利益準備金の積立は「利益準備金」勘定（資本）の増加とします。
決議した段階では、配当金は支払っていないため、負債の増加とする点に注意しましょう。

手付金部分は「前受金」勘定（負債）を減少させ、残額を「売掛金」勘定（資産）の増加とします。
また、発送運賃は売上諸掛りであるため、費用（本問では「支払運賃」勘定）で処理します。