第2問(20点)
以下の資料に基づき、当期(自×3年4月1日 至×4年3月31日)の株主資本等変動計算書を作成しなさい。
第3問(20点)
次の(A)決算整理前の残高試算表と(B)決算整理事項にもとづいて、当期の損益計算書を完成させなさい。
ただし、会計期間は X6年4月1日から X7年3月31日までの1年である。
第4問(1)(12点)
(1)次の各取引について仕訳を示しなさい。ただし、勘定科目は、最も適当と思われるものを選び解答すること。
素材甲500kgを1,000円/kgで掛け購入した。なお,購入に際して発生する引取運賃等の合計額25,000円は小切手を振り出して支払った。
当月の労務費の消費額を計上する。当月の直接工の実際作業時間のうち、150時間は製造指図書No101、100時間は製造指図書No102、80時間は製造指図書No103に対して行われ、これら以外の間接作業時間や手待時間は50時間であった。
直接工賃金の計算には1時間あたり1,200円の予定消費賃率を用いている。また、間接工については当月支払賃金が200,000円、前月未払額が60,000円、当月未払額が80,000円であった。
月末において当月の製造間接費配賦差異を計上する。製造間接費は機械稼働時間に基づいて各製造指図書に予定配賦しており、当月の実際機械稼働時間合計は320時間、実際製造間接費合計は500,000円であった。
なお、年間の製造間接費予算は5,400,000円であり、配賦基準となる年間の機械稼働時間は3,600時間である。
第4問(2)(16点)
(2)当社は実際個別原価計算を行っている。次に示した6月の資料に基づき,答案用紙の指図書別原価計算表と仕掛品勘定を完成させなさい。

月初仕掛品
直接材料費
直接労務費
製造間接費
製品製造原価
備考
第5問(12点)
当工場では,製品Xを生産・販売しており,当期に製品Xを 6,000個の生産・販売を行った。損益計算書 (直接原価計算方式)は次のとおりであり,次期における販売単価・製品単位あたり変動費額及び期間あたり固定費額は当期と同一であるものとして,以下の問に答えなさい。なお,仕掛品・製品の在庫はないものとする。

問1 次期における損益分岐点の販売数量を求めなさい。
問2 次期における損益分岐点の売上高を求めなさい。
問3 次期の目標営業利益4,800,000円を達成する販売数量を求めなさい。
問4 次期において,販売価格を20%値下げするものとして,当期と同額の営業利益を達成するための販売数量を求めなさい。